やっとレビューすることが出来ます、究極画集『VEDA ~ MOBILE SUIT GANDAM00 “Ultimate” ART WORKS & ILLUSTRATIONS』。
長いので、以降はVEDAと呼称します。
分厚いですよ、こいつぁ
段ボール二重包装で、とても丁寧に発送されてきました。
おねだんいちまんはっぴゃくえん。
見ての通り、価格も結構しましたがボリュームも相当のもの。
タウンページくらいは余裕であるので凶器になり得る画集です。
物騒な話はさておき、外観です。
量子空間をイメージしたと思われるシンプルな外装。
全4冊の冊子もなかなかシンプルな外見です。
どう写真を撮って良いか分からずに構図迷子になった感はありますけど、イラストレーション本2冊、アートワークス(設定資料集)2冊でそれぞれマイスターカラーのロゴが入っています。
アートワークスは短辺とじなので、長辺とじのイラストレーションとは向きが異なるんですね。
おそらくはこれまでの画像もの全部入り
おそらく、と申し上げたのは流石に確かめるすべが無いから。
しかしキャラソンCDジャケットなども収録されてるので、多分取りこぼしはないのでしょう。
というかこの画集で「フェルトかわいいな…」と彼女の魅力を再認識しました。
何かを受賞した時の画像っぽいですけど、セカンドシーズンのフェルトは制服かノーマルスーツを着たきりだったのでおめかししてるのはなかなか珍しいですよ。
あとこういううろたえるところとか。
劇中のピリッとした表情だけでなく、柔らかいところも見られるのはいいですね。
アレルヤ・ピックアップ
彼に関しては柔らかいどころかお前は何をやっているんだという画像も多数収録されていました。
流石にアニメ雑誌を全部追えてたわけではないので「こんな仕事もしてたんだ…」と驚くことしきりでしたね。
あの…もしかして君ハブられてんの…?的な。
あるいはオチ要員とか。
まあこういう感じのものばかりではなく、普通にファンも喜びそうな画像も用意されています。
ダブルお内裏様でしょうか。
女性ファンの黄色い声が聞こえてきそうですね。
でもその後にストリート系雑誌のモデルみたいなカットもあったり。
これに関してはロックオン兄さん何やってんすかとも言いたいですね。
最後に私の好きなワンシーンを。
夫婦感出まくりでこたえられません。
とにかくすごいから見て欲しい
完全受注生産だったので、今から手に入れるのもなかなか困難だとは思うのですが…
予想外の高河ゆん先生による繊細なキャライラストや、この前やったばかりのイベントで流れた新規アニメのコンテ、画像なども収録されていて大満足の逸品です。
アートワークスも、おそらくこれがあれば大体の二次創作は描けます。
難点はアートワークスは線画メインなので色指定は本編アニメから拾って来るか、VEDAをめくって探すしかないところですが。
「こんなキャラまで!?」というマニア向け冊子です。
値段分の価値は十分にあった
流石に10,800円というのは少々引きましたが、これを予約した際の私は「祭りじゃ、祭りの総仕上げじゃあ!!」という心境になっていたため出せたのだと思います。
10周年を締めくくる大型アイテムのトリとしては相応しいのではないでしょうか。
まあ…来年頭には舞台劇があるから今の流れが止まったわけではないのですが…
水島監督の仰った新作も当分先になりそうですし、またしばらくは気長に待つ期間ですね。